【欧州・海外サッカーニュース】サンプドリア(セリエA)の吉田麻也とボローニャの冨安健洋がジェノヴァで対戦し、イタリアメディアなどがパフォーマンスを採点した。
日本代表のDF吉田麻也とDF冨安健洋が22日、セリエA第8節サンプドリア対ボローニャで対戦し、イタリアメディアなどがそれぞれの評価を下した。
昨夏からボローニャでプレーする22歳の冨安と、今年1月にサンプドリアに加わった32歳の吉田。16日のメキシコ戦(0-2)でコンビを組んだばかりの日本代表DFの2人が、セリエAを舞台に5カ月ぶりとなる2度目の対決に臨んだ。
試合は7分に吉田の所属するサンプドリアがCKからMFモルテン・トルスビーのゴールで先制。対するボローニャは前半終了間際に相手のOGで同点に追いつくと、52分に左サイドからのクロスにFWリッカルド・オルソリーニが頭で合わせて逆転に成功し、2-1で2試合ぶりの勝利を収めた。一方のサンプドリアはこれで2連敗となった。
■伊メディア大手を含む4社の評価を比較
吉田と冨安は共にセンターバックとしてフル出場。イタリアメディアなどが2人のパフォーマンスの評価を下した。『ユーロスポーツ』イタリア版は、吉田を合格ラインの「6」と採点。「彼の経験値が感じられた。何度も先を見越したクリアを見せていた」と称えた。一方、冨安については及第点に満たない「5」と評価。「サンプの先制の場面において、マークしていたトルスビーを見失ったのは彼だった」と綴り、吉田に軍配を上げた。
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続いて『トゥット・メルカート・ウェブ』は、吉田を「6」と採点。「ディフェンスの中央で存在感を見せた。終盤は(シニシャ)ミハイロヴィッチの選手たちのスピードに苦しめられたが、空中戦においても先読みにしてクリアに行った場面においてもミスはなかった」と見解を示した。冨安も同点の「6」と採点。「CKでトルスビーを見失い、サンプドリアの先制点につながってしまったが、その後の堅実なパフォーマンスで埋め合わせをした」と一定の評価を与えた。
このほか主要メディア『スカイスポーツ』は、吉田の「6」に対して冨安を「6.5」と高く評価。『メディアセット』も冨安を「6.5」と評価した一方、吉田は及第点に満たない「5.5」となった。今回、調査した現地評価の結果では、2勝1敗1分で冨安に軍配が上がった。
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